2007年 08月 27日
14歳
以前からずっと読みたいと思っていた。
本屋に行くと1400円もする。
ここまでお金を出す気にはなれない。
ふらりと寄った古本屋で300円で売っていた。これくらいだったら・・と買っておいた。
今日一気に読んだ。
14歳、私は何を考えていただろう?
考えても考えても思い出せない。何も考えずに平々凡々に過ごしていたような気がする。
夫によく 「物事を深く考えない人だから・・・」 と言われる。
そのとおりかも知れない。
千原ジュニア、千原兄弟としてコンビを組んでおり話がとても面白い、そしてどんどん言葉がでてくる天才だ。
こんな彼が、中学時代自室の狭い部屋に鍵をかけて閉じこもって誰とも話をしなかったなど想像もつかなかった。
彼は人と同じことをするのが苦手、皆と一緒が好きではない。
だから足並みをそろえた行列からいつも飛び出ている。ゆえに先生やおばさんたちから嫌われる。やさしいがゆえに葛藤がある。自分の世界に入り込んでしまう。
閉じこもっている自室から飛び出たいと思いつつも出させてくれるものが見つからない。
親には「もう少し待ってくれ!」と心の中で叫んでいる。
そんな中お兄さんが吉本養成学校へ誘った。そこで人を笑わせようと必死に頑張っている姿を見てどきどきわくわくしてきた。15歳で閉じこもりの部屋から出ることが出来た。
私も14歳の息子にはかなり悩んだ。今振り返ってみると 「信じて、待つこと」 。
これしか親は出来ない。でも黙って待つというのは難しい。
図書館にあったので予約しました。
教えてもらえて嬉しいです。
息子さん、色々あったのですね。
上の子達はその頃は、なんとなく済んじゃったような。
末っ子はこれから・・どうなるでしょうか?
私????平凡な中学生だった。
何事も無く過ごしてたような気がします。
ただ両親自営で不在、その頃はすでに主婦でした(^_^;)
息子はアトピーがひどくて夜痒くて眠れなくて朝方やっと眠くなった頃私が起こして学校に行かせていました。学校で寝ていました。
その繰り返しです。
親は無力だとつくづく思いました。
友達にたくさん救われたと思います。
だから息子は今でも友達が1番で親は10番目ぐらいかな。それでいいと思っています。